第一章 見知らぬ孫と私のご縁
守護との対話 第二弾は、エアーワークス・ご相談者様のNさんにおきた実体験談です。以下の文章は、ご本人様のインタビューに基づく内容となります。全ての記事は、ご本人様の掲載許可を承諾しております。
加勢先生に初めて出会ったきっかけは、友人からの誘いでした。
「面白い人がいるから一緒に会いに行く?」という誘いだったのですが、
私はとても気軽な気持ちで「行く」と答えました。
それが始めてお会いするきっかけでした。
友人が加勢さんと話している傍らで興味が湧いてきていたところ、
突然「あなたには何か影響しているかもね」と言われました。
その霊はおじいさんの霊で、
あるお寺で「私が孫に似ているから」という理由で懐かしく思い憑いてきてしまったようでした。
加勢さんは、その霊が憑いてきたであろうお寺の絵を
「こんな形の木枠の窓があって、少し離れたところにこんな建物があって」と解説しながら描いてくれました。
じつは、私の本業はお寺さん関係の観光業でもあり、
仕事柄さまざまなお寺に行く機会があるので、
それがどこなのかはまったく見当がつきませんでした。
私自身はそういった「霊や魂の話」を信じる方でしたし、加勢さんの評判も良かったのでその話は心にとめておきました。
そんなある日、あるお寺に用事があり行ったところ、
ふと振り返ると何気に見たことのある窓が・・・。
それは加勢さんが描いてくれた絵にあった窓と同じ形だったのです!
お寺の窓の形などにも、それぞれの特徴があるということも知っておりましたが、
加勢さんの書いた絵は、どこにでもある形ではありませんでした。
恐る恐る脇の方へ目をやると、
やはり加勢さんの絵にあったのと同じ建物がありました・・・。
背筋がゾッとしました!
おじいさんが憑いてきたのはこのお寺だったのです。
加勢さんから言われていたとおり、
気づいたら本堂に向かって手を合わせ「私はあなたの孫ではありません。
どうか、お引取りください」と心の中でお願いしました。
その後すぐに加勢さんに連絡をとり、霊体の影響を完全に祓ってもらいました。
そうするには、まずは私自身が、その存在に自ら気づくことが大切だったとのことでした。
何かの恨みがあって憑いてきていたわけではないので、
直接的な悪影響があるというわけではなかったようでしたし、私自身もとくに悩まされたわけではありませんでした。
しかし、霊体が側に憑いているということだけで
「身体の熱」を吸い取っていくので体力が低下し始めるとのこと
最悪のケースでは「懐かしい」という愛情が執着に変わり
「こっちへおいで」と黄泉の世界へ招かれることもあるということでした。
もちろん、そうはならないことを見越してましたと仰って頂けました。
人にはたいていの場合、守護霊としてご先祖の霊がついています。
その愛情は「本来の使命を見守る、指導的な意識に基づく」ご加護なのです。
しかし、「ただの情け」だけがシンクロして憑いてきてしまった場合は、
後々良いことにはならないそうです。
「聞いてもらいたいことがあるから」「優しそうだから」といって憑いてくると、
心情・温情といったその人そのものの熱を奪うというのです。
それは霊媒体質である無しは関係ないらしく、
私のように自覚症状はほとんど無い場合も多くあるとのことでした。
自覚の薄い、体力や気力の低下が生じている場合などは、
そのような影響も少なくはないとのお話しでした。
その件があって以来、
ことあるごとに相談するようなご縁となりました。
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